2018年6月5日

伝統文化を体感する

Filed under: 百代の過客 — 仙田 @ 6:18 PM

 

   5月30日(水)3時間目の2年生総合学習時間では、着付け講座の第1回として、津田恵子先生のご講演が行われました。
津田先生には毎年この講座を担当して頂き、本当に有り難く思っております。今年の2年生は自分の浴衣を持っている生徒も多く、先生からの「自分で着られる人?」との問いにも4~5名の手が挙がりました。

先生のご講演では、「着物はエコロジカルである」「着物は日本人のアイデンティティを伝えられる」「着物を着た自分は日本のブランドとなる」と3つの核となる言葉が強調されました。特に、着物を着た自分の姿は自分の内面が映しだされるとの話は、私自身も自分の立ち姿や振る舞いを今一度考える機会になりました。

 

帯と反物を広げる生徒達
津田先生へ花のプレゼント

 

生徒からも多くの質問を出され、日本の文化を改めて考える良い機会になったと思います。生徒の感想をみた津田先生からは、『「心の余白」「気づき」「余裕」「自分の内面」など、着物と心の関係というポイントが最も響いたようです。年々心の余白に興味を持つ生徒が増え、嬉しい限りです』とのコメントも頂いております。本当に有り難うございました。