フェアトレード
フェアトレードについて調べている5年生から依頼があり、図書室では関連するポスターと本を展示しています。
担当の生徒からコメントをもらいましたので、ここでご紹介いたします!
図書室日記を読んでいるみなさん
初めまして。
5年C組の宮沢です。
今私たちは、家庭科の授業の一環で、CBLという取り組みを行っています。
CBLとは、身近な問題点を探し、解決策を考え、実行する取り組みのことです。私達はチョコレートがなくなるかもしれないというニュースを見たことをきっかけに、なぜチョコレートが無くなってしまうのか調べてみることにしました。
調査する中で、中国やインドなどの新興国の経済発展により、チョコレートの需要が高まっていること、カカオの収穫に時間や手間がかかること、地球温暖化に伴う干ばつの影響や、カカオ農家の減少など、様々な要因が関係していることを知りました。
この状況を変えるために何か出来ないか、調査を進めたどりついた仕組みがフェアトレードでした。ではフェアトレードとは何か?
簡潔にいうと、公正な取り引きの事です。
輸入業者が適正な価格でカカオを買い取ったり、長期的な取り引きを行うことによって、生産者は安定した収入や生産を保証され、高品質のカカオを供給することが出来るようになります。
私たち消費者がフェアトレードの商品を買うことにより、フェアトレードを推奨する業者を支援することになり、最終的に生産者を助けることに繋がるのです。私たちはフェアトレードの認知度を高めるため、学校内で試食会を実施することにしました。
試食会ではただチョコレートを食べてもらだけではなく、動画を観てもらったり、パンフレットを配布するなど、フェアトレードの内容に関しても理解を深めてもらえるようにしました。現在図書室に専用コーナーを作っていただいており、試食会で配布したパンフレットを見ることが出来ます。
今読んでくださっているみなさんにもフェアトレードを知っていただき、フェアトレード商品を試していただきたいなと思い、この図書室日記を書かせていただきました。
フェアトレードの認知度が高まることで、消費者も生産者も笑顔になるような環境作りが出来たらいいなと思います。
長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました!
宮沢さんから説明してもらって、私もフェアトレードの仕組みがよくわかりました。
このマークを気にしながら、お買いものをしてみるといいかもしれませんね。
図書室 岩崎